7.8.1 壁枠組
(1) 壁枠組の構成
(ア) 耐力壁のたて枠、下枠及び上枠の断面寸法は、特記による。
(イ) たて枠相互の間隔は、特記による。
(ウ) 各耐力壁の隅角部及び交差部のたて枠の構成及び緊結方法は、特記による。
(エ) 外壁の耐力壁線相互の交差する部分の補強の有無及び補強方法は、特記による。
(オ) 耐力壁の上部に設ける頭つなぎの有無、断面寸法及び緊結方法は、特記による。
(カ) 幅90cm以上の開口部の上部に設けるまぐさの有無、、材料、断面寸法及び取付け方法は、特記による。
(キ) 屋外に面する部分、かつ、隅角部又は開口部の両端の部分にある耐力壁のたて枠は、直下の床の枠組に構造耐力上有効に緊結することとし、緊結方法は、特記による。
(ク) 壁の各部材相互及び壁の各部材と床版、頭つなぎ又はまぐさ受けとの緊結方法は、特記による。
(ケ) 筋かいには、欠き込みをしてはならない。
(コ) たて枠の欠き込み及び穴あけの許容範囲は、特記による。
(サ) 支持柱を用いる場合の材料及び取付け方法は、特記による。
(シ) 間仕切り壁 (耐力壁以外) のたて枠、上枠及び下枠に、7.2.2(カ)による薄板軽量形鋼を使用する場合の材料及び緊結方法は、特記による。
(ス) 壁枠組に木質断熱複合パネル又は木質接着複合パネルを用いる場合は、特記による。
(2) 壁材の取付け
(ア) 壁材の継手に受材を設ける場合は、たて枠と同寸法の材料とし、取付け方法は、特記による。
(イ) 壁材を留め付ける釘又は木ねじの種類及び間隔は、特記による。
(ウ) 壁材は、特記がなければ、たて張りとする。
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