10.10.1 柱
(1) 柱の樹種及び寸法は、特記による。
(2) 製材で心持ち材の場合は、原則として、背割りを行う。
また、背割不要の処理を行った製材を使用する場合は、特記による。
(3) ハトロン紙等を用いて、養生を行う。
10.10.2 開口部回り
敷居、かもい等は、次による。
(ア) 樹種及び寸法は、特記による。
(イ) 敷居、かもい等の工法は、表10.10.1による。
10.10.3 壁回り
(ア) 樹種及び寸法は、特記による。
(イ) 塗込め貫の工法は、表10.10.2による。
10.10.4 床回り
(1) 畳下地板は、次による。
(ア) 樹種、寸法及び厚さは、特記による。
(イ) 畳下地板の工法は、表10.10.3による。
(2) 畳寄せは、次による。
(ア) 樹種、寸法及び厚さは、特記による。
(イ) 畳寄せの工法は、表10.10.4による。
10.10.5 天井回り
天井板張りは、次により、適用は特記による。
なお、天井下地は、10.9.4による。
(ア) 竿縁天井板張りは、次による。
(a) 樹種及び寸法は、特記による。
(b) 竿縁天井板張りの工法は、表 10.10.5 による。
(イ) 格縁天井板張りは、次による。
(a) 樹種及び寸法は、特記による。
(b) 格縁天井板張りの工法は、表10.10.6による。
(ウ) 敷目天井板張りは、10.9.5(1)による。
(エ) 回り縁は、10.9.3(2)による。
10.10.6 押入回り
押入の工法のうち、敷居、天袋敷居、中がもい、かもいは 10.10.2、壁下地は 10.9.1、天井下地は10.9.4及び床下地は 10.10.4により、その他の工法は、表10.10.7による。
10.10.7 床の間回り
(1) 床の間は、次による。
(ア) 床の間に使用する製材等の樹種及び寸法は、特記による。
(イ) 床の間の工法は、表10.10.8による。
(2) 床脇棚は、次による。
(ア) 床脇棚に使用する製材等の樹種及び寸法は、特記による。
(イ) 床脇棚の工法は、表10.10.9による。
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