10.5.1 アルミニウム製建具、樹脂製建具及び木製建具回り
(1) 窓及び出入口の取付け下地材及び受材の樹種及び寸法は、特記による。
(2) 下地材及び受材の取付け位置は、建具の製造所の仕様による。
(3) まぐさの転び防止及び窓台の前垂れ防止のため、間柱にねじ止めを行う。
間柱の間隔は、アルミニウム製建具の場合500㎜以下、樹脂製建具の場合400㎜以下とする。
また、まぐさ及び窓台は水平が保たれていることを確認する。
(4) 窓台室内側端末部に水返しを設置する。
(5) 構造用面材を張る構造に建具を取り付ける場合で、構造用面材の働き幅が柱芯となる場合の建具取合い部は、構造用面材と同材で同じ厚さの面合わせ材を張り、その上に建具釘打ちフィンをかぶせて取り付ける。
また、間柱、まぐさ及び窓台の取合い部は、建具釘打ちフィンに十分な掛かり代が残るように構造用面材を建具釘打ちフィン裏面まで張り伸ばす。
(6) 柱、筋かい、耐力壁等に建具を直接取り付ける場合で、間柱、まぐさ、窓台等の取合い部の下地材が防水テープの幅より小さい場合は、防水テープの幅全体の下敷きとなる、間柱、まぐさ、窓台等と同材の面合わせ材を設置する。
10.5.2 外部出入口木製建具回り木製枠
(1) 枠材の樹種及び寸法は、特記による。
(2) 外部出入口枠の工法は、表10.5.1による。
(3) 下枠の材料は、次により、適用は特記による。
(ア) 厚さ2mm以上のステンレス製とし、寸法及び形状は、特記による。
(イ) 厚さは40mm以上の花こう岩による石材で、種類、寸法及び形状は、特記による。
10.5.3 外部額縁
(1) 額縁材の樹種及び寸法は、特記による。
(2) 外部額縁の工法は、表10.5.2による。
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