5.6.2 火打土台
5.6.3 柱
5.6.4 間柱
5.6.5 胴差
5.6.6 軒桁
5.6.7 間仕切桁 (頭つなぎ)
5.6.8 まぐさ・窓台
5.6.9 木製筋かい
5.6.10 貫
5.6.11 木ずり
5.6.1 土台
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 仕口及び継手の形状並びに位置は、特記による。
(3) 継手は、柱及び床下換気口の位置を避け、アンカーボルトが継手の上側の材の継手付近になるように設置する。
5.6.2 火打土台
(1) 木材の火打土台とする場合は、特記による。
(ア) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(イ) 見付け平使いとし、土台との仕口の形状、留付け釘の種類及び留付け方法は、特記による。
(2) 鋼製火打土台とする場合は、特記による。
(3) 火打土台を省略する場合の床組等は、5.8.7に準ずる。
ただし、胴差及び床梁を土台又は大引に読み替える。
5.6.3 柱
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 隅柱 (出隅及び入隅) の樹種及び断面寸法は、特記による。
(3) 通し柱の樹種及び断面寸法は、特記による。
(4) 仕口の形状は、特記による。
5.6.4 間柱
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 横架材との仕口の形状、留付け釘の種類及び留付け方法は、特記による。
(3) 筋かいが当たる箇所は、間柱を切り欠き、留付け釘の種類及び留付け方法は、特記による。
(4) 通し貫が当たる箇所は、間柱に添え付け、留付け釘の種類及び留付け方法は、特記による。
5.6.5 胴差
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 通し柱との仕口の形状、留付け方法並びに接合金物及び接合具の種類は、特記による。
(3) 継手の形状及び位置は、特記による。
(4) 継手は、梁及び筋かいを受ける柱間を避け、柱より持ち出す。
5.6.6 軒桁
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 継手の形状及び位置は、特記による。
(3) 継手位置は、梁を受ける柱間を避け、柱より持ち出す。
5.6.7 間仕切桁 (頭つなぎ)
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 主要な間仕切桁と桁又は胴差とのT字取合い部の仕口の形状、留付け方法並びに接合金物及び接合具の種類は、特記による。
(3) 継手の形状及び位置は、特記による。
(4) 継手は、梁を受ける柱間を避け、柱より持ち出す。
5.6.8 まぐさ・窓台
柱・間柱との仕口形状、留付け方法並びに接合金物及び接合具の種類は、特記による。
5.6.9 木製筋かい
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 見付け平使いとし、上下端部の仕口形状は、特記による。
(3) 筋かいが間柱と取り合う部分は、間柱を筋かいの厚さだけ切り欠き、筋かいを通す。
(4) 断面寸法が幅90mm以上、厚さ90mm以上の筋かいの交差部は、筋かいの一方を通す。
なお、仕口の形状、留付け方法並びに接合金物及び接合具の種類は、特記による。
5.6.10 貫
(1) 樹種、断面寸法、留付け方法及び留付け釘の種類は、特記による。
(2) 柱に差し通し、両面からくさび締め又は釘打ちとする。
5.6.11 木ずり
(1) 樹種及び断面寸法は、特記による。
(2) 継手は、柱・間柱心で突き付け、5枚以下ごとに乱継ぎとする。
(3) 柱・間柱等への留付け方法は、板そば20mm程度に目透し張りとし、留付け釘の種類は、特記による。
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