14.6.1 一般事項
この節は、JIS A 5423 (住宅屋根用化粧スレート) を使用した屋根に適用する。
14.6.2 材料
(1) 下葺材料は、14.2.2(2)による。
(2) 屋根スレートは、JIS A 5423に基づき、種類、寸法、形状、棟・けらば等の役物、色彩等は、特記による。
(3) 棟、けらば、軒先に鋼板役物を使用する場合は、JIS G 3322 (塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯) に基づく屋根用とし、耐久性は両面2類又は5類とする。
(4) 留付け部材は、屋根スレートの留付け用釘及び鋼板役物の留付け釘は、製造所の仕様による。
(5) その他の材料は、製造所の仕様による。
14.6.3 工法
(1) スレート葺は、建築基準法に基づく、風圧力及び積雪荷重に対応したものとし、工法は特記による。
(2) 屋根スレートの切断及び孔あけは、専用工具による。
(3) 葺足及び重ねは、JIS A 5423による。
(4) 葺き方、留付けは、次による。
(ア) 屋根スレート1枚ごとに、所定の位置に専用釘で留め付ける。
(イ) 軒先は軒先専用材を敷き入れる。
(5) 棟、けらば、軒先等の留付け及び雨仕舞工法は、製造所の仕様による。
(6) 谷、壁との取合い部等の留付け及び雨仕舞工法は、製造所の仕様による。
(7) 雪止めを設ける場合は、特記による。
このページは、国土交通省のWebサイトで公開されている 国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築木造工事標準仕様書 平成31年版 をWebページ化したものです。
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